2014年10月1日水曜日

ソナーボール実釣テスト

結論から言うと、大成功に終わりました。

2014/9/29 糸島西部のD
夜明けと供に王様とこじき号を海面に滑らせる。

離岸してすぐにソナーボールを海面にポトン。

振動子を固定するステーとか全然要らない。
無くならないように紐をつけてます。

iPhoneのソナーボールアプリを立ち上げる。すでにカップリングは
済んでるので、ソナースイッチをタップ。

おお、ちゃんと機能するではないか。水深も水温もきちんと
表示され、ボートが進むに従ってどんどん深くなる様子が
映し出されます。

家でテストした時の洗面所は浅すぎたみたい。
2m過ぎたくらいで安定したように思えます。

今日の釣りはアジ子を確保してからの泳がせ釣りの予定。
まずはアジ子ポイントを探します。

なるべく魚の溜まりやすい岩場で段差の有る場所。
前回34のおいちゃんが言ってたような魚の溜まりやすそうな場所。

この辺かなって所でアンカリング。ダメなら場所を変えればいい。
周りに他の船は居ないし、この船の船長は僕だ。
自由にやりたい事をやらせてもらう。
この船には希望と願望と自由が過積載なのだ。
こんな反応。


時間軸で見ると船が留まっているので底が平に見えますが
実際は駆け上がりの途中です

これがビンゴ!
サビキ仕掛け投入1投目からハズレ無しで5回くらい釣れ続きます。

棚とか関係無し。
エサを入れると海面から底までアジだらけw


さらにビッグウェーブ
アジが密集してクラブのフロア最前列まで押し掛け
踊り狂ってる姿が見えます

開始3分で10匹以上確保。船の側に浮かべたカゴを生け簀にします。

泳がせのエサは確保出来たので、この子達を泳がせの仕掛けに付けて投入。
サゴシがこの海域に入って来ているのは確認済みなので期待して待ちます。
他にもスズキやネリゴ、ショゴなんかも来ないかなーと。
今日のオイラは絶好調だし、季節は秋だし空は高い。
空気はきれいで煙草は美味い。大物が来るのはこんな日に違いない。
























いっちょん来やせん。









ひまー。

退屈なので泳がせ竿を出しつつ、ルアーでも投げようとセッティング。
ルアー釣りはとりあえず退屈しないという不純な動機で、昨日買った
パワーシャッドというワームを頭をカットしてジグヘッドにセット。

1投目。まずは底取り。浅場の岩礁地帯なので慎重に。
いち、にい、さん 底だ。糸フケを取ってすかさずリフト。ぐぐっ


ぐぐっ のまま動かない。ピンと張る糸。曲がる竿。はい、根掛り。

こんなもんです。調子に乗ってて、ちょっと上手く行かなくなると
別の事に手を出して、それも中途半端なやり方で、
もちろん更に悪い事が起きます。
オイラの人生そんなもんです。
ふう 秋かあ。もうすぐ寒い冬が来るんだなあ。冷たい水に嫌な風。
はあー 暖かい宮崎に帰りたいなー。冬だけは。

ともかく、FGノットからやられる事は無いだろう。
スナップとの結束で切れろ!
竿を直線にしてよいしょっと  ふう 
糸は張ったまま。上手くフックが伸びた?ラッキー!
確認しようとリールを巻く。
ちょっと重たい。

って動いてるー!

グングンと底に突っ込む謎のやつ。チリリリリーと鳴るドラグ。
なんですか?一体あなたは誰ですか?おとなしく顔を見せなさい!



パワーシャッド5インチを静ヘッドごと丸呑み


お、お前は!

あ、えーと、その、

は 初めまして…


顔を見てもあんまりロックフィッシュ釣った事無いのでわかりません。ハタ?

結局最初のヒット後に根に潜ったのか
根掛りから抜けた瞬間のトリッキーな動きに食いついたのかは
分からずじまいですが、いやーすごい引きでした。さすがロックフィッシュ。



その後は、自分と家族の食用のアジを深場で釣って帰りました。



 今回の釣りで分かった事

・水深10mラインを超えた辺りから20cmオーバーのアジが釣れ始める事
 その際、底は砂地でも関係ない。魚探反応がなくても
 近くに居ればエサですぐに寄ってくる事

・7,8mくらいまではアジ子オンリーな事

・ソナーボールはとてもいい道具だという事
 バッテリーの持ちも充分
 スマホの方が早く無くなるので、心配するのはそっちの方という事


・やっぱり秋はいい季節だという事




アジの刺身にショウガとネギを添えて
ハタ?のプリップリ刺し
なめろう

家族にも大好評の刺身。特に妻と娘は白身の刺身が大好きなのです。


底の地形が分かる事で、ボート釣りの楽しみは更に深く大きくなる。
それはどこまでも大きい秋の空にも決して負けるものではない。







ソナーボール