2015年5月27日水曜日

ボートキスに挑戦したのだ

2015.5.26 糸島西部のD

夜明けとともに出船。
ボート釣りも10回を越すと
準備に30分かからない。
経験って大事だね。
陸地でやった方がいい事と
船上でやった方がいい事もはっきりしてきた。

サンダルで足首くらいまで水に入って
すいーと水面に船を押し出し
オールでふた漕ぎくらいして
完全に船底が海底から離れたのを確認したところで
船上準備開始。

アンカーのチェックと今日使うであろうロープの長さ
チェック。船との接続確認。まだここでは戻るのに手間はかからない。

パラソルの下部設置。これからの季節これ無しでは辛い。
傘部分は抵抗になるのでポイント到着後に付けます。

普段は節電のために切っているiPhoneのbluetoothをon。
ソナーボールを投入してカップリングする為だ。
ソナーボールは水に入れて初めて起動する仕組みなので
この作業は海面に出てからするのがいいのだ。


風がほとんどない。鏡の様な水面。優雅にゆっくりと飛ぶ鳥。
とても穏やかな海だ。
ソナーボールを家に忘れてきたのに気付いた僕の心も
こんなに穏やかならいいのに。
せっかく夜明けに合わせて早起きして来たのに
1時間かけて家には帰らないよ。出発ギリギリまで充電しとこうと思った
俺のバカと10回くらいつぶやいて岩場方向へ漕ぎ出す。
波止には釣り人が一人も居ない。今釣れてないのかな?
おかげでいつもは邪魔しない様に大回りしてた波止を最短距離で
かわす事が出来た。


岩場でベラ、アラカブをちょいちょい釣って
今日のメイン課題キス釣りへ移行。

ほぼ無風の明け方と違って、この場所は9時位から出港地へ向けて
風が吹き出すので
その風に乗って砂地をドテラ流しで釣るという計算だ。

8号オモリに13号丸せいごをセット。青虫。
風に乗り、波に押されてどんぶらこ。楽ちーん。

ん?引っかかった?ぷるるる!

これですよ。小気味いいアタリ。
取り込もうとする寸前までクンクンっと首を振り
底へ潜ろうとする。
こういうアクションをするとは、砂浜からの投げ釣りでは
気付かなかったなあ。楽しい魚です。キス。

何回かコースを変え流したものの
数が出ない。
風に逆らって漕ぐのは疲れるので適当なところでアンカリング。

チョイ投げして、普通のキス釣りの様にさびこうとしたところが
これが難しい。
海底の変化を感じ取りながらズル引くのが
ボートからだと角度の問題で出来ないのだ。
水深10mのところで5~6m投げても水平には引けません。

エギロッドなので投げます。8号なので、28グラム 1オンスくらい?
正確な換算は知らないけど持った感じその位。行けそう。

普通に座ったままで投げてヒューと40mくらい飛んでいきます。
そしてズル引くと大当たり。
1投ごとにアタリ、ぷるるる、クンクンっ。
楽しい。
流してきたところとポイントはほぼ同じでも釣れ方が全然違います。

キス釣りは、餌を動かす速さがポイントなんだろう。
動かす速さを何種類か試したところ、よく当たる速さを発見。
今日のボートの速さでは遅すぎたのだ。
よく、人の歩く速さとか言われるけど
今日のアタリスピードは
遅刻ギリギリだけど走るのは大人気ないって思ってる人、若しくは
残り一つのトイレの大個室をお互い狙ってる人くらいの速さでしたよ。
結構な速さ。


🎵どこへもどこまでも〜♩


25cmが最大で10匹ほど釣って終了。いくらでも続けられそうだったけどキリが無い。
家族4人で食べるには十分。丸せいご13号だとピンギスはかかりません。
今度するときもこの大きさで行こう。
そういえば、今日一度もフグ来なかったな。フグ除けにも大きな針は効果的?

ボートキスは楽しい。

遠投しなくていい
至近距離PEでのやりとりはキスの鋭い動きが存分に楽しめます。
この時期悩まされる藻との戦いも軽減されます。
引っ掛けたと思っても、上に煽ってやると結構な確率で
外れます。この辺はボートキスの角度の利点。
ホンダワラ引き抜いたなーと思って上げてみるとタコでした。

青虫で食ってくるのね


藻に掛けても、真上まで行って引けばほぼ外れます。
仕掛けの垂らしの長さの関係で一本バリ仕掛けですが
これも根掛かり防止に役立ちます。

専用タックル不要
長い投げ竿なんか要りません。
他の釣りのついででいける。

涼しい
海の上でパラソル有ると、快適です。
砂浜だと屋根付きで投げ釣りできるところなんて無いもんね。
フラッグ立てるより他の船に認識されやすいかも



今日の夜はキスとタコの料理のレシピを調べよう。
なんだか夏が近づいてきたな。好きな季節だ。
あと、次回のために満充電のまま放置されてたソナーボールをバッカンに放り込もう。




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